ギターで作曲するコツとは?この基本さえ押さえれば作曲は簡単!

ギター 作曲 コツ

私は作詞作曲を始めて10年、ライブハウスにアマチュアミュージシャンとして出演し始めて、かれこれ9年になります。

作曲はいつもギター片手にやっておりますが、ライブハウスで、

「作曲の仕方が分からない!」

って質問をよく受けるんです。

確かに自作曲を作りたくても最初は方法って分かりませんよね。

教則本は初心者には難しかったりしますし…。

ということで、今回は私の大好きなギターで作曲するコツをお伝えしていこうと思います。

ぜひギターを抱えてお読みくださいね!

もし電車の中にいるなら、エアギターでもOK!(笑)

これであなたも明日からシンガーソングライターだ!


 

作曲のコツはイメージ!風景や物語を思い浮かべる

ギターの作曲というと、難しく考えてしまいがちですが、実は一番大切なコツはイメージを広げることなんです。

曲にしたいイメージが全くない、ということではメロディが浮かんできませんよね。

ですので、まずは自分が曲にしたいイメージをしっかりと思い浮かべてみましょう。

以下に、おすすめの方法をピックアップいたします!

キーワードを挙げていく

例えば、「海 夕焼け」「秋 雲」「雨 別れ」

……数個挙げただけでも、いろいろなイメージが浮かんできませんか?

セリフや匂い、色など、思い浮かべたイメージをメモしていき、曲の内なるメッセージを発見すること。

普段からできるだけ感情を豊かに風景や物事を見つめていきましょう。

「バックに流れるあなただけの曲」が浮かんでくるようになりますよ。

映画からイメージのヒントをもらう

キーワードではイメージが浮かびにくいという場合は、映画のストーリーやキャラクターのイメージを自分の中で広げてみましょう。

この方法は感情移入しやすいのでおすすめです!

例えば私は最近、ゴッドファーザーシリーズ1と2を立て続けに鑑賞しました。

そして主人公のテーマを勝手に作詞作曲してしまいました。

「キャラクターのテーマ」というやり方は私の得意な方法のひとつです。

イメージを膨らませる作業は、いかに想像力を高めるかという分野です。

中には不得意な人もいるかもしれませんが、ギターで作曲していくには欠かせない部分です。

何でも構わないので、イメージを頑張って膨らませていきましょう!

さあ、あなたの曲のイメージがぼんやりとでも浮かんで来たでしょうか?

次はいよいよ作曲の実践に入っていきましょう!

ギター 作曲 コツ

超基本!3コードだけのギター作曲

お待たせしました!

ここでは作曲が初めてで何からやっていいか分からない!!!

と、いう人でもあっという間に曲が出来ちゃう方法を紹介してしまいます!

さて、ギターを持っていますか?

私も持ちました。

Cコード、Gコードだけで作曲!

では、Cのコードを弾いてみましょう!

ジャラーン♪

弾けましたか?押さえやすくていいコードですね!

次にGのコードを弾いてみましょう!

ジャラーン♪

こちらも素敵な響きのコードです。

ではもう一度Cを弾いてみましょう。

ジャラーン♪

次にC、G、Cを続けて弾いてみてください。

ジャラーン♪ジャラーン♪ジャラーン♪

なんとなく、起立!礼!着席!っぽいですね(笑)

はい!!!今、コード進行がひとつできました!

このコードに合わせて自由にメロディをつけて鼻歌を唄ってみましょう。

先ほど考えたイメージを思い出すと、メロディが浮かびやすいですよ。

私はゴッドファーザーの主人公になり切ってこのコードで鼻歌を歌っていました。

Cコード、Fコードで作曲!

では今度はGをFに変えて弾いてみましょう。

アーメーン!っぽい響きになりましたね!

こちらも合わせてフンフン唄ってみてください。

C、F、Gコードで作曲!

最後に、C、F、G、Cの順番でジャラーンと弾いてみましょう。

ほら!気が付けば、曲っぽくなっていませんか?

Fのバレーがちょっと難しいですが、これだけのコードで作曲は出来てしまいます。

FとGを入れ替えても問題なし!

いろいろ弾きながらイメージを膨らませて曲を乗せていきましょう!

さて、なんとなく曲っぽくなってきましたね!

次はコードの数を増やして曲にニュアンスをつけてみましょう。

簡単!4つのコードを使って作曲に挑戦

はい、3つのコードで曲っぽくなるということは分かりました。

先ほど紹介したのはCメジャーコードのスリーコードです(ちょっとだけ音楽用語)。

ギターで作曲するコツの中でも基本中の基本。

たった3つされど3つ、最大に重要かつシンプルなものです。

でもずっとこれだけだと、ちょっと飽きてきますよね。

そんな時、ギターで押さえるのが簡単で、曲のニュアンスを変えてくれるコードがあります。

「Am7」というコードを、先ほどの3コードに足してみましょう。

C、G、Am7、F、C、G、C の順番で1小節ずつジャラーンと鳴らしてください。

おお!?なんだか違うニュアンス出てきた!って思いませんか?

もちろんAmでも問題ありません。

押さえるのが簡単かつ、曲の幅が広がりました。

実はこれらのコードだけで出来ている有名な曲はたくさんあるんですよ!

キーは違いますが、有名なところでは「スタンドバイミー」などがそうですね。

とても4つのコードだけで出来ているとは思えない名曲です(歌もうまいけど)。

コードが4つしかないからこそ、最初にご説明したイメージが生きてきます。

ギターで作曲するコツが少しずつ分かって来たでしょうか?

次は、もっと作曲のキャパシティを広げる方法を紹介します!

ギター 作曲 コツ

プロの曲をたくさん弾きこもう

先ほども少し書きましたが、有名な曲でも意外にコードが簡単なものはたくさんあります。

例えば、私はニルヴァーナが大好きです。

彼らの代表曲「スメルズライクティーンスピリット」に、いくつコードが使われているかご存知ですか?

実は5つだけ!なんです!

しかも、Aメロからサビまでずっと同じコード進行で。

とっても簡単で、すぐ弾けちゃいます。

このように、プロの曲というのは、シンプルかつ、人の耳や心に残るものがたくさんあります。

だからこそ「プロ」なのかもしれませんね。

こうしたシンプルな名曲を探して、一緒にフンフン歌いながらギターで弾いてみてください。

上手に弾く必要はありません。

ちょっと難しいコードが出て来たら、練習していつか弾ければいいやくらいの感覚で。

弾き倒すことによって、プロが使っているコード進行、曲の乗せ方を体にしみ込ませます。

くりかえしやっていると、作曲の法則や手法がなんとなく分かってきます。

なんなら同じコード進行で1曲作ってしまいましょう。

(パクリになるので発表は控えましょうね……あくまで作曲の練習です)

あなたの感覚で作ると、元曲とはまた違うオリジナリティが生まれてきます。

これは、ギターでの作曲を勉強する上でとても役立つコツとなりますので是非実践してみてください!

プロの演奏に合わせて弾いていると、なんだか上手になった気がしてテンションもあがりますね~。

では、次に毎日できる作曲のトレーニングをご紹介します!

自然に曲が生まれるコツ!いつでもどこでも鼻歌を唄おう

日常で、ありとあらゆる場所で音楽が聞こえてきますよね?

商店街、お店の中。

家でつけているテレビのCM。

そんな音楽に、オリジナルの鼻歌を付けて歌ってみましょう。

ちょっと恥ずかしい?そうですね。聴こえないくらいの小さな声で構いません。

心の中で歌っていてもいいんです。

この方法は、ギターを使わなくても、ありとあらゆる場所でできてしまいます。

なんなら音楽が鳴っていない場所でも、鼻歌を歌いましょう。

車で運転中の時や、歩いている時。

いつでもどこでも、曲を作る「くせ」を作るわけですね。

また、図書館で詩集を借りてきて、その詩に曲をつけてみるのもとても楽しいし作曲に役立ちますよ!

誰かの詩に曲をつけるのは、難しい!と感じるかもしれませんが、別に誰かに聞かせるわけじゃないから気楽に!

ぜひ先ほど紹介した4つのコードを適当に組み合わせて、ギターで曲をつけてみてください。

私もよくこういうことはやっています。

勝手に言葉を足したり 引いたりするのも自由ですから、やりやすいですね!

しかし、こうしてみると、世の中はありとあらゆる場所が音楽で溢れていると分かります。

この間、私は気が付けば踏切の遮断機の音に合わせてメロディを口ずさんでいました(笑)

あの音だって、意識していれば立派な伴奏になります。

もし面白い曲が出来たら、おうちに帰ってからギターでコードを探してみましょう。

スマホで録音しておくと便利ですよ!

ぜひ、街中のいろんな場所で、あなたの作曲の可能性を広げていってくださいね!

ギター 作曲 コツ

ギターで作曲するコツとは?この基本さえ押さえれば作曲は簡単!まとめ

今回の記事、「ギターで作曲するコツとは?この基本さえ押さえれば作曲は簡単!」はお役に立ちましたでしょうか?

私は作曲を始めてからだいぶたつのですが、やはり基本はこういった方法を忘れないようにしております。

なぜなら、これらの方法は自由度が高くて、思わぬ面白い曲ができることが多いんです。

最初は簡単なことから始めて、ギターでの作曲を楽しむのが一番大事ですよね!

初心忘れるべからず!

あなたのギター作曲ライフが素晴らしいものになることを心からお祈りしております!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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