B型肝炎の予防接種に関して、不安に思ってる方はいませんか?

きっと、B型肝炎の予防接種の効果を知りたいと思っておられる方もきっと多いことでしょう。

また、自分のお子さんや赤ちゃんに副作用が出てしまうのでないか、心配ですよね。

そのような方のためにB型肝炎の予防接種がどうして必要なのかをわかりやすく説明していきます。

特に、赤ちゃんの予防接種がどうして重要なのかもあわせて書いていきますね。

そもそも、


「どうして自分の子供にB型肝炎の予防接種をする必要があるのだろう?」


という疑問に感じる方も多いはずです。

今回はわかりやすくB型肝炎の予防接種の効果や必要性をお伝えしていきます。



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肝炎ってどんな病気?


まず、肝炎とはいったいどんな病気なのでしょうか?

肝炎とはウイルスの感染によって肝臓が炎症を起こす感染症のことをいいます。

肝炎にかかってしまうと肝臓の炎症が続き、細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなってしまいます。

その肝炎の原因となるウイルスで主なものは、A・B・C・E型の4種類があります。

最近特に問題になっているのは、血液や体液から感染し、慢性化しやすいB型とC型の肝炎ウイルスといわれています。

この肝炎という病気を赤ちゃんやお子さんにうつらないようにするために予防接種をする必要があるということなのです。

では具体的に肝炎の予防接種と肝炎予防のしくみをみていきましょう。

B型肝炎 予防接種 効果

肝炎の予防接種と肝炎予防のしくみとは


肝炎は、種類にもよりますが、あらかじめワクチンを使うことで発症を防ぐことが出来る感染症のひとつです。

肝炎の予防接種のワクチンを使うことで、肝炎を発症しなくさせる効果があるんですね。

肝炎の予防接種の効果を発揮させるには、体の免疫という仕組みを利用します。

びっくりされる方もおられるかもしれませんが、ワクチンの効果で肝炎にかからないように出来るのです。

ここでワクチンの効果を説明しますね。

たとえばウイルスが体に入って来たとします。

すると、体はどんな反応をするのでしょう。

ここで働くのが体の防衛力なのです。

むずかしい言葉ですが、「免疫記憶」という機能が人間の体には備わっているのです。

人間の体は不思議にみちています。

体に侵入してきた病原体を記憶するのです。

そして再び病原体が侵入してきたときに、免疫細胞が病原体と戦い始めます。

ワクチンの効果であらかじめ一度病気にかかっておいて、からだに免疫を作るということなのです。

もちろん、命にかかわるほどの感染状態になるわけではなく、あくまで、きわめて軽度の感染状態ということです。

病気にかからないようにするために、あえて病原体を体に取り入れる。

矛盾した話のように聞こえますが、それが予防接種の効果なのです。

予防接種を受けるというのは、まさに免疫を利用して将来の発症を防止するという点でとても効果が期待出来るのです。

ただ、A型・B型にはワクチンがありますが、C型はウイルスが変異をおこすので、ワクチンはありません。

ウイルスの形が変わってしまうので、残念ながら、ワクチンが作れないそうなのです。

C型肝炎の予防は、なかなか手ごわい話になりますね。

ただ、お母さんと赤ちゃんとの間での感染で問題となるのはB型肝炎なので、ここからはB型肝炎に関する話を以下で詳しく見ていきましょう。



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B型肝炎感染の危険性は予防接種(ワクチン)の効果で防げる


肝炎に感染した人のことを、キャリア(保因者)といいます。

たとえば母親がB型肝炎のキャリアの場合、子供を生むときに、子供がB型肝炎にかかる可能性があることがよく知られています。

これを母子感染(垂直感染)とよんでいますが、母親がキャリアであるかどうかは、妊娠中に検査を受けることで判明します。

赤ちゃんや子供を含め、一般的にB型肝炎にかかると長期にわたる治療が必要となってきます。

B型肝炎は、症状が進めば、肝硬変・肝臓がんといった非常に危険な病気へ移行する場合もあります。

B型肝炎にかかるということは、すなわち、がんにかかる可能性もある、ということなのです。

そのため、今は、生後すぐに免疫グロブリンというワクチンを投与し、その後、HBワクチンを接種させるというのが一般的になっています。

また、ワクチン接種後の抗原検査で陰性(免疫がちゃんと体の中に備わっていない状態)と分かったら、追加で接種することもあります。

赤ちゃんの将来を考えて、B型肝炎が発症しないよう予防接種(ワクチン)の効果を使って、早めに手を打っておくのです。

ワクチンの副作用はほとんどありませんが、まれに、頭痛や倦怠感といった反応が見られる場合があります。



予防接種自体は安全ですし、もともと、強いアレルギー(アナフィラキシー)の持ち主の方は、最初から予防接種は受けられません。

予防接種(ワクチン)の効果期間や受ける頻度は?


体に出来た抗体は徐々に少なくなっていきます(効果が少なくなってしまう)。

なので、予防接種(ワクチン)の効果をまた発揮させるために、3歳くらいまでに一回、さらに15歳くらいにもう一度、必要に応じて追加で接種する場合があります。

もちろん、予防接種(ワクチン)の効果には個人差がありますので、かかりつけのお医者さんに次回の検診で効果が維持されているか確認していくことは言うまでもありません。






予防接種(ワクチン)の投与の効果は非常に有用です。

9割以上の赤ちゃんが免疫状態になり、抗体をからだに作り出すことが可能だからです。

予防接種(ワクチン)の効果は、赤ちゃんや子供さんにとって心強い味方なのです。

ですから過剰に心配する必要はありません。

では次にB型肝炎に関わらず、さまざまな感染症の予防接種の重要さについて知っていただきたいと思います。

B型肝炎 予防接種 効果

予防接種の重要さについて知ろう


予防接種の重要さについてですが、医療の世界では、ワクチンによって防げる病気のことをVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼んでいます。

  • Vaccine=ワクチン
  • Preventable=防ぐ
  • Diseases=病気


希望されるのは、広くVPDが世に知られ、ワクチンの効果で助かる命があることを知って欲しいということなのです。

一人でも多くの命を救いたいと、先生たちは願って止まないのです。

肝炎にかかると、一生涯にわたって病気と向き合っていかなければなりませんし、時として、命を落とすこともあるのです。

B型肝炎も、いずれ肝臓がんに進行するおそれがある病気であるため、乳幼児期にワクチンを接種することが極めて重要です。

発赤などの、予防接種による軽い副作用と、肝硬変や肝臓がんを比べたら、みなさんはどちらが重いと感じられますか?

現代の進んだ医学をもってしても、VPDは治療が極めて困難で、いやむしろ、決定的な治療法が無いとも言えるのです。

予防接種の効果や必要性が、ご理解いただけたでしょうか。

次は今後、肝炎予防のためのワクチンの接種が義務化されていくというお話です。



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義務化されるワクチン接種


国は平成28年10月から、定期接種として、HBワクチンの接種を義務づける政令を発しています。

国が任意接種から定期接種へと大きく方針を変えたことは、非常に大きな意味合いを持っています。

日本は予防医療の面で、諸外国に遅れをとっていました。

国が動いたということは、それだけ肝炎予防が、重大なことだと認識されつつある、ということなのです。

肝臓がんなどの将来のリスクを考えたら、比較的副作用も少ないため、予防接種は受けておいたほうが良いでしょう。

B型肝炎 予防接種 効果

B型肝炎の予防接種に効果はあるの?赤ちゃんや子供の副作用が心配、のまとめ


今回の記事はお役に立っていただけましたでしょうか。

B型肝炎の予防接種には高い効果があり、副作用もほとんど心配するレベルではないことがご理解いただけたと思います。

このことからもB型肝炎の予防接種を受ける必要はあるといっていいでしょう。

医学の進歩により、肝炎だけでなく肝臓がんも、子供の頃に予防接種することで防げる時代になりました。

肝炎をはじめ、他の感染症に対する予防接種を受けるというのは、病気の広がりを防ぐという意味でも、重要な社会的意義を持っています。

医療の進歩には目を見張るものがありますが、正しい知識をもって、その効果を理解し、予防接種を受けましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



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