春から初夏にかけて旬になる果物として、グレープフルーツがあります。
グレープフルーツと言えばフロリダやカルフォルニアなどのアメリカ産っていうイメージが強いのですが、多分この時期のアメリカではグレープフルーツの収穫の最盛期なんでしょうね。
運営者youもグレープフルーツは大好物です。
旬の果物なだけに春から初夏にかけて食卓にあがる機会も増えることと思いますが、そんな旬の果物のグレープフルーツをせっかくなのでワンちゃんにも食べさせてあげましょう。
きっとワンちゃんも大喜びです。
犬に「グレープフルーツ」を食べさせても大丈夫ですか?という問いには全く問題ありませんと言うのが運営者youの回答になります。
グレープフルーツってどんな果物?
詳細な成分や栄養素についてはこの記事では割愛させていただきますが、柑橘類の外皮はソラレンという中毒性の物質を含んでいるので食べさせないでと紹介されている方もいるようなのですが、ソラレンで中毒を起こすことはワンちゃんが相当量食べたとしてもまずあり得ないのでご安心ください。
またソラレンという物質は当然果実部分にも含まれており、紫外線を吸収しやすくなると言われているそうです。
このご時世、グレープフルーツの外皮をエサとして与える飼い主さんはそうそういないと思いますので、飼い主が目を離したスキにゴミ箱を漁って誤飲してしまったということがない限り、ワンちゃんがグレープフルーツの外皮を食べてしまうことはないでしょう。
食べ過ぎが良くないのは当たり前
まず、最初にお伝えしたいのは、グレープフルーツを与えすぎるは当然よくないです。
ワンちゃんにとってのグレープフルーツの適量はワンちゃんの体格にもよりますが、おおよそ1房です。
多くてもせいぜい2房までにしてあげましょう。
それではその根拠を具体的に見てきます。
一般的に犬の一日の食事量は
と言われることが多いようです。
ということになります。
多くの犬は1日2回の食事を与えられていると思うので、1回の食事は60gちょっとということになります。
人間に例えてみても、運営者youの体重は60kgですから、体重×2.5%とすれば一日の食事量は1500gになりますので、まあ、妥当な量だということは分かります。
では、グレープフルーツ1個は何gかというと、普通のサイズでいうと400g前後です。
なので皮をむいて食べられる果実の部分は300g前後といったところになります。
人間でも食後にグレープフルーツまるごと1個食べたらもういいやって感じになりますよね。
グレープフルーツの房(果実の部分の分裂させられる所)は10~14房に分かれてることが一般的ですので、1房あたりの量は25g前後といったところでしょう。
人間のもういいやって量が300gとして、体重5kgの犬に置き換えれば25g前後ということになります。
したがって、普通サイズのグレープフルーツ(約300g)であれば、ちょうど1房がワンちゃんの適量だということになります。
多めに与えたとしてもせいぜい2房くらいまでにしておくのが好ましいでしょう。
それ以上与えれば完全に食べ過ぎですので、
下痢になったり吐いたりするのは当たり前のことです。
ちなみに我が家のトイプードルのクシェル(くーちゃん)は体重1.5kgなので、グレープフルーツの適量は1房の1/3ということになりますねw
人間からみたらかわいそうになるくらい少ない量なのかもしれませんが、ワンちゃんにとってはこれだけ与えれば十分なのです。
ワンちゃんにとっての1房が人間にとってのまるごと1個になるんですからね。
どうやって食べさせたらいい?
あまり生で食べさせるのは良くないと言われるのですが、その点は運営者youも同感です。
野菜であれば、加熱処理として「焼く」「煮る」「蒸す」ということができますが、グレープフルーツの場合はそのどれも適当ではないと思います。
したがって適量(グレープフルーツの場合1房~2房)であれば、そのまま食べさせても問題ないのではないでしょうか。
ワンちゃんの中には皮を吐き出す子もいるようなので、房の皮も一応むいてあげた方がより良いでしょう。
犬にグレープフルーツを食べさせても大丈夫のまとめ
ワンちゃんも人間同様、いろんな味覚を体験したいと思っているに決まっています。
個人的にはドッグフードオンリーのワンちゃんはかわいそうだなと感じています。
しつけの面で、人間が食べるものを自分も食べられると思って言うことを聞かなくなると言われる方もおられるようですが、そう思われる方はドッグフードだけ与えればよいでしょう。
あと、いろんな食べ物を与えると拾い食いをするようになると言われる方もおられますが、散歩の途中で目を離して拾い食いをさせてしまう飼い主は「飼い主として失格」です。
もう少し、ワンちゃんのことをしっかり見て散歩に連れて行ってあげましょう。
運営者youの考え方や記事の内容には賛否両論あるかと思いますが、こちらに運営者youの犬の食餌についての所感の記事を書いていますので、もしお時間があれば読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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