さて、過去記事では砂糖への依存はタバコやお酒やギャンブルに依存してしまうことと同じだということを書きました。
【過去記事】
砂糖に依存してしまう砂糖依存症があるって本当なの?
やめたくてもやめられないという点で他の依存症と同じだということなんですが、実は砂糖依存症は他の依存症よりタチが悪いんです。
言い方を変えれば巧妙かつ極悪です。
では、砂糖への依存のさせ方が巧妙かつ極悪なのかを早速見ていきましょう。
目次
砂糖依存症の巧妙かつ極悪なところ
子供の頃から砂糖漬け
健康被害があまりに緩やか過ぎる
日常の食生活に溶け込み過ぎている
テレビで砂糖の害悪は指摘されない
資本主義経済に砂糖の害悪はマッチしている(多少陰謀論)
運営者youがとりあえずざっと挙げただけでもこんなもんです。
もっとじっくり考えれば、きっとまだあることでしょう。
各チェック項目を解説します。
子供の頃から砂糖漬け
私たちは砂糖が極悪であることも知らず、子供の頃から砂糖がたくさん入った食品やお菓子を何の罪悪感も感じずに親しんでいます。
タバコもお酒もハタチからです。
小学生がタバコやお酒をやれば親に叱られますが、砂糖はおやつのお菓子に混入され、誕生日のお祝いケーキやクリスマスケーキなどにも大量に混入されており、いやというほど摂取します。
また幼いころから砂糖は甘くておいしいというイメージが刷り込まれているため、砂糖は毒だといわれてもイメージしにくいので認めたがらない人が多いです。
健康被害があまりに緩やか過ぎる
砂糖を摂ることでただちに健康に害を及ぼすということはもちろんありません。ただし、ジワジワと確実に健康をむしばんでいきます。
このジワジワ度はタバコやお酒の比ではありません。
この砂糖があらゆる生活習慣病や成人病の元凶になっているのはほとんどの方が認めるところです。
タバコやお酒の健康被害は砂糖に比べればある程度限定的ですが、砂糖による健康被害は多岐にわたります。
またヤンキーでもない限り、喫煙歴や飲酒歴が10年といえば30歳くらいの成人になりますが、砂糖摂取歴が10年といえばまだ小学生か中学生です。
日常生活に溶け込み過ぎている
タバコやお酒はある程度吸う場所や飲む場所、時間帯が限定的ですが、砂糖は朝から晩まで摂取することが可能です。
また、どこでも手に入ります。24時間近くのコンビニで好きなお菓子が手に入ります。
また、安価です。20円でチョコレートもキャンディーも買えます。
また、あまりに日常にあふれているので、口やかましく指摘してくれる人がいません。
せいぜい「少し控えた方がいいんじゃない?」くらいです。
口やかましく言われるようになるのは、もう取り返しのつかないところまで病気が進行してしまった人だけです。
テレビでは砂糖の害悪は指摘されない
民間のテレビ局はスポンサーからの広告料が収入源の大部分占めています。
したがって、スポンサーの都合の悪いことは決して放送しません。
スポンサーの不祥事はできるだけサラッと流して終わりです。
砂糖の害悪を伝えることは超お得意さまのお菓子メーカーなどを敵に回すような蛮行であり、テレビ局にとって自殺行為です。
また、お菓子メーカーなどは多額のCM料をテレビ局に支払うことで一般消費者への販促活動もさることながらテレビ局への圧力効果も期待できます。
資本主義経済に砂糖の害悪はマッチしている(多少陰謀論)
日本はもちろん資本主義経済の国なのですが、これまでは大量生産と大量消費で人、モノ、金を増やしていきました。
たしかに国民は便利で豊かになったのですが、国民の健康が犠牲になってきたという側面があります。
そのことと砂糖の害悪に何の関係があるかというと、
食品メーカーは幼い頃から砂糖漬けの食品で消費を促し、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
病気になったら病院と製薬会社が国民を薬漬けにし、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
メディアは砂糖の害悪をスポンサーの手前訴えることをせず、
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
自分がなぜこのような苦しい目に遭わなければならないのかもわからずに病気になり死んでいってしまう
というサイクルが繰り返されているということです。
甘いものを摂らずに健康な人生を送っている人はどこにもお金を落としていかない「お金がかからない使えないヤツ」なのです。
また厚生労働省はこれだけ砂糖が国民に与える健康被害の甚大さを把握しながら注意喚起しないのは明らかな職務怠慢であり、さらには官民の癒着があるのではないかと疑わずにはいられません。
砂糖への依存のさせ方がいかに巧妙で極悪であるかという件のまとめ
本来、人間は砂糖を摂らずとも、いろんな食物に含まれる糖分、糖質だけで何の問題もなく生活できるようにできていたのです。
そこに砂糖という害毒が生活に深く入り込んできたために、これまでに多く方が生活習慣病や成人病になり、死んでいってしまいました。
こんな記事を書いている運営者youだってチョコレートもケーキも食べますし、おいしいと感じます。
ただ、機会があれば食べる程度ではありますが。
甘いものは控えようと心の中で思っている方は、きっと「もうこのままではいけない」と自覚されている方だと思います。
文字通り「甘い誘惑」が日常生活のいたるところに潜んでいると思いますが、健康を損ねてしまっては人生が台無しになってしまいますので頑張って「断糖」に努めてみましょう。
【過去記事】
砂糖に依存してしまう砂糖依存症があるって本当なの?
砂糖依存症を克服する方法も記事にしましたので、お時間がある方は合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
砂糖中毒かも?砂糖依存症を克服する方法を教えます!
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