ミヤザキ
「チャーハン食べて思ったんだけど、チャーハンとピラフと焼き飯って具が違うだけであとは同じなんじゃね?って。この考えは間違ってないでしょ?」
ミヤザキ
言わんとしたいことは分かりますよ。
が、しかし!
そもそもチャーハンとピラフは発祥の地が違いますから、作り方から違いが出てこないとおかしいと私は思っているんですよ。
それに味も違うじゃないですか、チャーハンもピラフも。
もうちょっと私のような「食通」をイメージして食べ物を口に入れて欲しいですね!
「そ、そんなに熱くならなくても…(汗) あ、でもあれでしょ!チャーハンと焼き飯だったら、名前の違いだけで作り方とか具材は全く一緒でしょ!?」
うーん、チャーハンと焼き飯にも違いがあるんですね、実は…(汗)
チャーハンとピラフほど多く無いですが「焼き飯にはこういう違いがあるのか!?」という所を今回はせっかくなんで知っていただきたいですね。
つまり「チャーハンとピラフと焼き飯は全てに違いあり」ということを私が最大火力で熱くお伝えしていきますよ!
ミヤザキ
目次
チャーハンとピラフと焼き飯の違いは作り方だけなのか独自目線で公開!
チャーハンとピラフと焼き飯はすべて作り方には違いあり!
そんな炒めご飯トリオの違いを、
- 高温で炒めるのがコツ、チャーハンの作り方
- 意外と難易度が高い、ピラフの作り方
- チャーハンが作れれば出来る、焼き飯の作り方
の順番でお伝えしていきます。
ミヤザキ
高温で炒めるのがコツ、チャーハンの作り方
鍋から煙が出るくらい熱しましょう!
チャーハンの作り方は熱した鍋に油をひき、「白米」「溶き卵」「ネギ」「チャーシュー」などの具材を入れ炒めます。
仕上げに「しょう油」「中華スープ」「塩コショウ」で味付けをして完成です!!
チャーハンを美味しく仕上げるコツとしては、
- 鍋は本当に煙が出るくらい高温に熱する!
- 最初に溶き卵を入れ、そのあと素早く白米を投入する!
- 具材の投入や味付けは全て素早くやる!
の3つになりますね。
また、家庭用のガスだと中華料理店みたいな高温にすることが出来ないので、中華鍋を使ってやってもあまり効果がないと私は思っています(汗)
それでも鍋を高温にしないと、チャーハンがパラパラにならないので、ガスだろうがIHだろうが鍋を熱するのを怠らないよう注意しましょう!
意外と難易度が高い、ピラフの作り方
ピラフに特別のこだわりが無ければ、生米からやる必要はないと思います(汗)
ピラフの一般的な作り方は、「生米」と「みじん切りのたまねぎやニンジン」を「バター」で炒めて、その後「肉」や「魚介」や「野菜」などの具材も炒めます。
最後に、スープを入れて弱火で具材を「炊き上げる」とピラフの完成になります!
このピラフは「生米」から作ることにより、米に芯が残ってしまったり、かといってスープを多めに入れてしまい「リゾット風」になってしまったりと、失敗を引き起こす原因となっていると私は警鐘を鳴らします!
なので、料理がそんなに上手くないあなたは「炊いた米」でピラフを作ってみましょう!
その代わりスープを少なくし、炊き上げる時間を短縮させれば「リゾット風」になるのを防ぐはずなので、是非、私のレシピで挑戦してみてはどうでしょうか!
チャーハンが作れれば出来る、焼き飯の作り方
実はチャーハンと焼き飯って作り方はそんなに違いはないです…(弱気)
焼き飯の作り方はチャーハンとほぼ同じで、唯一の違いと言えば「溶き卵」ではなく「炒めた卵」を入れるぐらいですかね(汗)
溶き卵をいれないので、チャーハンと比べると「パラパラ感」が少なくなりますが、そこは味付けに「マヨネーズ」などを入れると「パラパラ感」がでますよ。
ピラフは「炊きこむ」という要素があるので、チャーハンと焼き飯との違いが大きく出ましたよね。
私はピラフの味付けはあまりブレが出ないと思うんですが、チャーハンや焼き飯は作り手によっては「オイスターソース」「顆粒だし」「キムチ」「カレー」など色々入れるので多種多用ですね…(汗)
では、味付け以外にも「具材」によるチャーハンとピラフと焼き飯の違いは、どうなっているのでしょうか。
ミヤザキ
チャーハンとピラフと焼き飯の違いは具材を見れば一目瞭然!!
チャーハンと焼き飯の方がピラフより具材のバリエーションは多いと思います!
私が思う、チャーハンとピラフと焼き飯に入っていても問題ない具材を思いつく限り挙げていきますよ。
ちなみにチャーハンと焼き飯は「ほぼ同じ」なので、具材に関しては「統合」していきますのでご了承ください(お願い)
まずは、チャーハンと焼き飯ですが、
と冷蔵庫の余りものでも十分出来ますね(笑)
一方、ピラフの具材ですが、
とあまり思いつきませんでした…(ごめん)
こうして具材を比較してみると、ピラフで使える具材はチャーハン及び焼き飯でも使用可能ということが見えてきましたね!
つまり、チャーハン及び焼き飯の方がピラフよりバリエーションが多いことが判明しました!
私は、普段からチャーハンはよく作るので、具材が結構思いついたのですが、今後はピラフにも挑戦して、実はピラフも「バリエーションが多いのではないか?」という疑問を解決していきます。
私の新たな課題が出来たところで、今度はチャーハンとピラフと焼き飯の発祥地の探ってみましょうか!
ミヤザキ
チャーハンとピラフと焼き飯の発祥の地の違いを探ってみた!
違いを探った結果、チャーハンとピラフと焼き飯は古(いにしえ)の料理と言うことが判明しました!
チャーハンとピラフと焼き飯の発祥の地ですが、以下のようになっています!
- チャーハン:中国!
- ピラフ:トルコ!
- 焼き飯:日本!
まず、チャーハンについてですが、一説によると中国の唐(とう)の時代(618年~907年)から存在しており、「米食文化の広まり」「かまどの発達(高火力が可能)」などが関係していると言われています。
つぎに、ピラフですが、調理法を考案したのが「イブン・スィーナー」という「10世紀頃の学者」が最初と言われており、それがイスラム圏を中心に広まり、トルコに根付いたのではないでしょうか。
最後に焼き飯ですが、古くは「遣唐使がいた時代(630年~894年)」に中国(唐)から伝授されたチャーハンのレシピを「日本風にアレンジ」したものが最初と言われています。
こうして発祥の地を辿ってみると、私の想像以上に、古くから存在していたんだなーと新たな発見がありましたね。
チャーハンとピラフに関しては、「米が収穫出来たから、とりあえず火であぶってみるか」という先人の挑戦がキッカケなんでしょう(偉大)
その飽くなき人類の挑戦の結果が21世紀でも広く伝わっており、数多の「派生料理」が誕生しているので、すげぇ料理なんだなーと感動してとりあえずチャーハンが食べたくなりました(笑)
ミヤザキ
チャーハンとピラフと焼き飯などの炒め物を上手に作る方法をコッソリ伝授!!
具材は細かく均等に、そして鍋に沢山いれないこと!
チャーハン、ピラフ、焼き飯はとにかく「米」が主役なので、米以上に他の具材が主張してはいけないと私は思っているのですよ!
米を主張させる為には、他の具材は米5~10粒分の塊ぐらいの大きさにするのがベストだと私は主張したいです。
そうすることによって、米と具材が良い感じに混ざり合って口の中に入れた瞬間に「米と具材のハーモニー」が広がるはずだと私は自信をもって提唱します!
また、欲を出してしまい、鍋いっぱいに米や具材を入れてしまうことがないでしょうか!?
以前の私はよくやっていたのですが、最近になって「いっぱい入れると炒めにくいし、全体的にべちゃべちゃになるな・・・」ということをこの年になってようやく気付き、今となっては鍋に対して少量しか入れていません。
少量で料理するからこそ、米と具材全体に油と味付けが絡まり、ムラの無い炒め物が完成する訳です!
「家族の為にも一度にいっぱい作らないといけないんです!」と訴える主婦の方もいらっしゃるかと思います。
しかし、料理は何事も「ひと手間」必要ですから、ちょっと作り方を変えるだけで家庭に笑顔が広がるかもしれませんよ(笑み)
たかが「炒め物」されど「炒め物」と位置付けられている、チャーハン、ピラフ、焼き飯でしたが、実は、私の意志に反して「チャーハンが不味いことを訴える店」が存在しているのはご存知でしょうか?
ミヤザキ
チャーハンが不味いのを客に教えてしまう店があった!!
店主の術中にハマってしまったのかもしれません…
これは山口県にある「らあめん彩龍」というお店なんですが、店内にとある張り紙が出されました・・・
「もうチャーハンで体がいたい 他の物 食べてね」
と「作るのしんどいんで、チャーハン頼まないで下さい!」というお願いだったみたいですが、そんなこと言われると頼んでしまうのが人の性(さが)ですよね(笑)
お願いに反して、チャーハンの注文が増えていった結果、こんな張り紙が生まれてしまいました・・・
「当店のチャーハンは、まずい です」
とついに飲食店ではタブーとされていることを主張してしまいました!!!
最終的には、
「コック脊髄負傷の為、チャーハンのみのお客様は、ご遠慮下さいませ。」
ミヤザキ
まあ、あれですよね、本当に作るの嫌だったら「チャーハン辞めました」で済むと思うので、私は上記全ての張り紙は店主の「チャーハンを使った巧妙な販売戦略」だったと推測しています!
「らあめん彩龍」ですが、食べログを見る限りでは「おいしい」との評判なので、私のように食べログだけで満足せずに、無類のチャーハン好きのあなたは是非お店に行ってチャーハンを食べましょう!!
チャーハンとピラフと焼き飯の違い!作り方や具材や発祥の地の違いとは?のまとめ
チャーハン、ピラフ、焼き飯について見てきましたが、作り方、具材、発祥の地などの違いはありましたが、どれも「おいしい」ということには変わりありませんよね(笑)
おいしいからこそ、人によって様々な「違い」があるべきですし、私がお伝えしたことが全て「正しい」という訳ではありませんから「十人十色」の如く、チャーハン、ピラフ、焼き飯にも様々な「色」は必要ですよね!
その色を深めていくには熱い想いを持って、熱々の鍋で自分らしい炒め物を作っていって欲しいと私は思っております!!
ミヤザキ
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