犬に「トマト」を食べさせても全く問題ありません

夏が旬の野菜はいろいろありますが、トマトを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

日本では一年中スーパーでトマトは売っていますが、夏のトマトの美味さはやはり格別です。

トマトと言えばスペインのトマト祭りやイタリア料理に多用されるように南欧が原産だと思っていたのですが、南米のアンデス高地が原産とのことでした。

きっと大航海時代にスペイン船団が黄金などの財宝と一緒にトマトの苗を持ち帰ったのでしょうね。
（勝手に想像を膨らませただけなんで間違っていたらごめんなさい＾＾；）

そんな旬の野菜なだけに夏は食卓にあがる機会も増えることと思いますが、そんな旬の野菜のトマトをせっかくなのでワンちゃんにも食べさせてあげましょう。

きっとワンちゃんも大喜びです。

犬に「トマト」を食べさせても大丈夫ですか？という問いには

ということになります。

トマトってどんな野菜？をおさらいする

真っ赤に熟したおいしいトマトですが、なぜトマトが赤いかというと「リコピン」という成分が含まれているためなんですね。

抗酸化作用とは、簡単に言うと「体が酸化してしまうのを防ぐ作用」ということになります。

よく、「活性酸素の働きで体が錆びついた状態になり、老化を早める」などと言われます。

この活性酸素が有害無益であるかと言えばそうでもないのですが、活性酸素の働きを必要最小限にしておくことは大切なことでしょう。

この活性酸素の働きを抑制してくれるのが抗酸化作用で、リコピンにはこの優れた抗酸化作用を発揮してくれるということになります。

他にも

• 血糖値を下げる
• 動脈硬化の予防
• ガンを予防

など、どれも人間にもワンちゃんにも嬉しい効果・効能ばかりです。

ちなみにスイカがなぜ赤いかというと、トマトと同じくリコピンが含まれているためです。

実はスイカにはトマトの1.5倍のリコピンが含まれているとも言われています。

夏は一年の中で一番リコピンを摂りやすい時期ってことになりますね。

犬にトマトは大丈夫だけど、トマトジュースはダメ

トマトが好き過ぎて晩ご飯を食べながらペットボトルのトマトジュース（900ml）を1本飲み干してしまう運営者youですが、犬にトマトジュースを与えるのはどうかな、と思います。

人間が料理で食塩を使うのは料理の味が薄かったり、味を整えたりするためですよね。

要は栄養面で食塩を使っているわけではなく、味覚の面で食塩を使っているのです。

もちろん、人間も犬も塩分というのは生きて上で必要なものです。

適切な塩分補給は大事なことですが、ワンちゃんには食物本来に含まれている塩分だけでじゅうぶん健康に生きていけるはずです。

なぜなら犬自身には食物を「調理する」という術はなく、ただ食べるという行為だけで生きていくだけの栄養を補わないといけないからです。

実際、トマトそのものにも塩分は含まれています。
（トマト100gの中に7～8mgとも言われています。）

最近ではスーパーのトマトジュース売り場を見てみても「無塩トマトジュース」を見かけるようになりました。

ワンちゃんにもトマトジュースを飲ませてあげたいと思っている飼い主さんはこの「無塩トマトジュース」なら問題ないでしょう。

犬にトマトを食べさせない方がいいという話もある

まったくのガセネタなので真に受けないようにしてください。

トマトの「へた」の部分が良くないとの話もありますが、

日常生活において犬がトマトのへただけを大量に集中摂取することなどあり得ません。

仮にトマト１個のへたを誤食したとしてもワンちゃんはケロッとしてるでしょう。

犬にトマトを食べさせても大丈夫のまとめ

今回の記事はお役に立っていただけましたでしょうか。

このようにワンちゃんにとってトマトがいかに有益な野菜であるかをお分かりいただけたかと思います。

リコピンを含んだ野菜や果物はそう多くはありませんので、「与えすぎない程度に」という前提でワンちゃんには積極的に食べさせてあげたい野菜ということになります。

また他にもリコピンには美容効果もあるとのことなので、ワンちゃんに関して言えば「毛並みが良くなった」とか「毛に艶がでてきた」といったような効果が期待できるかもしれませんね。

人間もワンちゃんもトマトを食べて綺麗に若々しく健康に過ごしていきましょう！

こちらに運営者youの犬の食餌についての所感の記事を書いていますので、もしお時間があれば読んでいただけたら嬉しいです。

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