ダイエットが目的でジョギングやランニングに励んでいる人は多いと思います。
膝に負担がきてしまうという懸念はあるものの、これからダイエットを始めようと考えている人にはジョギングやランニングは気軽に始めることができる運動です。
しかしダイエットが目的でジョギングやランニングを始めたのに一向に痩せる気配がない人もいますよね。
今回の記事では「ジョギングやランニングでダイエット効果がある人とない人の違い」を書いていきます。
目次
なぜダイエット効果に個人差があるのか
同じ時間、同じ距離を走っていても痩せられる人と痩せられない人がいます。
この違いはなんなのでしょう。
ジョギングやランニングをしても痩せられない理由をズバリ一言で言うと、
ということです。
これではいくら走っても残念ながらダイエット効果はありません。
体を壊すだけです。
誰に強制されたわけでもないジョギングやランニングをイヤイヤながら走ることほど苦痛なことはありません。
イヤイヤながらジョギングやランニングをしている人の特徴
私は中学から陸上を始めて高校時代は駅伝部に所属し、県の代表として国体にも出場した経験がありますので、走ることに関しては多少は人より詳しいと思います。
そんな私から見てイヤイヤながらジョギングやランニングをしている人の特徴として、
- 足が上がっていない
- 腕が振れていない
- 上半身が起きていない
- あごが上がっているもしくは首がうなだれている
- ドスンドスンと着地している
- 顔に悲壮感が漂っている
あたりが挙げられます。
せっかく大切なプライベートの時間を使ってジョギングやランニングに励んでいるのにこれではすごくもったいないです。
ではどうすれば嫌いなジョギングやランニングを好きになることができるのでしょうか。
嫌いなことを好きになるなんてことはできない
嫌いなことを好きになるなんてことはできないなんて身もフタもない話ですが、実際にはなんでも同じことが言えます。
嫌いな勉強を好きになっていればもっといい大学に行けたでしょうし、嫌いな仕事を好きになればもっと早く昇給や昇進昇格したかもしれません。
嫌いな人を好きになっていれば人間関係で悩むことも少なかったことでしょう。
しかし、嫌いなものを好きになることは無理かもしれませんが、嫌いなものの見方や向き合い方は変えることができます。
ジョギングやランニングをそれに当てはめて考えてみましょう。
ジョギングやランニングとの向き合い方を変える
ジョギングやランニングを始めた目的としてダイエットをしたいからという人は、一旦、ダイエットという目的を頭から外してみてはいかがでしょうか。
これではいつまで経っても痩せることはありませんし、長続きもしないでしょう。
そこで目的を「気持ちよく走る」に頭の中を書き替えます。
どんな人だって最初の2~3分は気持ちよくスムーズに走れるのではないでしょうか。
ジョギングやランニングの目的は「気持ちよく走る」ですので、苦しくなればそこで終了です。
あとは歩いて家まで引き返してもいいです。
最初は3分でも構いません。
3分間は気持ちよく走れたことの達成感や爽快感を心と体で存分に味わってください。
人と比べるな、比べるのは昨日の自分
誰に強制されたジョギングやランニングではありませんので、ぜひ向上心を持ってチャレンジしてみてください。
まずは3分間気持ちよく走ることを1週間続けてみましょう。
そしたら次の1週間は6分間気持ちよく走ることに挑戦してみます。
走れた距離はまったく気にしなくていいです。
順調にいけば1か月後には12分~15分は気持ちよく走っている自分になっています。
2か月後には30分ですね。
この頃には気持ちよいことに対してもっと欲が出てくることと思います。
このような心理状態で走っていればダイエットのことなんか頭の片隅においてなくても体が勝手に脂肪を燃焼してくれます。
この前向きな意識が体に働きかけてもっと長い時間や距離、速く走れる体に作り変えていってくれるのです。
ランニングフォームを意識して走る
「気持ちよく走る」ことが何より大切なのですが、同時にちゃんとしたランニングフォームで走ることも気持ちよく走る上では大切なことです。
「イヤイヤながらジョギングやランニングをしている人の特徴」で挙げたランニングフォームではなかなか気持ちよく走ることができないばかりか体を壊しかねません(特に膝)。
自分のランニングフォームをチェックしてくれるコーチがいれば一番良いのですが、なかなかそういう人が身近にいるわけではありません。
ここで簡単にアドバイスをさせてもらうと、
しっかり腕を振る
これはものすごく大事です。
走るから足の方ばかりに気を取られて腕は関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、腕がしっかり振れていない人は足が前に出ていません。
多少大げさかな?と思うくらい腕はしっかり振りましょう。
特に腕を引いた時は肩の高さと同じくらいまでひじが上がるように意識してしっかり腕を振ってください。
ドスンドスンと着地している
この走り方ではなかなか速くならないし、膝を壊してしまいます。
ドスンドスンと着地している人もやはり足が前に出ていませんので、意識して少しだけ先で着地するように足を前に出してください。
またドスンドスンと着地している人は地面をしっかり後方へ蹴り出せていません。
地面を踏みしめてしっかり後方へ蹴り出す力が体を前方へと運ぶ推進力になりますので、ここもしっかり意識してください。
ジョギングやランニングでダイエット効果がある人とない人の違いのまとめ
いかがでしょうか、好きこそものの上手なれと言いますが、ジョギングやランニングの向き合い方が前向きなのか後ろ向きなのかだけの違いでその成果は大きく変わってきます。
イヤイヤながら走っても苦痛と疲労感しか残りませんが、気持ちよく走った後は爽快な気分になれます。
ダイエットに効果があるのは「気持ちよく走って爽快な気分になれた時だけ」なのです。
爽快な気分で走ったあとは気持ちよく熟睡もできるでしょうし、気持ちよく走るために甘いものをもっと控えるとか食事のバランスにもより気を遣うようになるかもしれません。
気持ちよく走るジョギングやランニングを軸として生活全般が見直されるようになればこんなに素晴らしいことはありませんね。
それでは最後に、
勝利の栄光を君に!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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