本屋さんに行けばいろんなサイズの本が並んでる。
今回は本のサイズの種類にはどんなものがあって、どんな規格や寸法があるのか紹介していくよ。
最後まで読んでくれたら嬉しいな♪
本のサイズって色々な種類がありますよね。
いろんな内容いろんなジャンルの本を読むけれど、サイズはあまり意識していない、なんて人は結構いるんじゃないでしょうか。
いっぽう最近では電子書籍で本を読まれる方も増えたと思います。
電子書籍にはサイズって考え方はありません(笑)
自分が持っている電子機器のディスプレイサイズが本のサイズになります。
手軽で持ち運びには便利かもしれませんが、
私はやっぱり紙のページの手ざわりとインクの匂いのする本の方が大好きです。
私はよく本を購入するのですが、いつも単行本と文庫本を並行して読み進めています。
理由は簡単、そのほうが読書がはかどるんです。
また、本の内容によってサイズが異なることもあり、本を探すときにもサイズのことを知っていると効率が違ってきます。
本のサイズに関する知識を持っているだけで、一層快適な読書ライフが送れること請け合いです。
普段は意識しないけれど、知っていると役に立つ本のサイズの種類。
そんな知識をお伝えいたします。
目次
よく見る本のサイズの種類は大きく分けて3つ!
書店でよく見る本は大きく3つに分けられます。
規格は本の種類によって違います。
文庫本
一番小さいサイズの本ですね。
大きさは105×148mm前後。
一般的にはA6判と呼ばれている大きさです。
小さくて軽いので持ち運びに便利です。
カバンの中に入れて外で読むには一番適した種類ですね。
新書
文庫本よりも少しだけ大きいサイズの本です。
具体的には105×173mm前後。
文庫本と横幅は同じで、縦に少し伸びています。
横幅が同じでも新書のほうがスリムに見えますよね。
単行本
文庫本や新書よりも大きなサイズの本で、外出するときに持ち運ぶには若干不便です。
しかし大きめなためしっかりと持って読むことが出来ます。
文庫本などに比べて表紙なども凝っていることが多く、重厚な印象があります。
家でじっくりと読みたいときには単行本がおすすめです。
また単行本はサイズが統一されているわけではなく、様々なサイズがあります。
ではそんな単行本のサイズを説明いたしましょう。
単行本のサイズや種類
単行本のサイズには様々な種類があります。
書店で単行本のコーナーを見ても、高さが不揃いですよね。
しかし、きっとその不揃いさの中に作家さんや編集者さん、あと出版社のその本に対する「思い」が詰まっていると思うんです。
その高さにはその高さになった理由があると思うんです。
ほんの数mmの違い。
そんなことに思いをはせながら本との出会いを楽しむのもいいかもしれませんね。
そんな不揃いな高さなんですが、
- B6判
- 四六判
- 菊判
と呼ばれる種類のサイズが多いです。
B6判は印刷用紙のB6と同じサイズで、寸法は128×182mm。
単行本の中では小さめのサイズで、青年誌の漫画の単行本と同じサイズです。
A判やB判は印刷などで馴染みがありますが、四六判や菊判はなかなか耳にしないのでイメージしづらいと思います。
四六判の寸法は127×188mmで、B6判よりもほんの少しだけ大きいくらいです。
B6判と四六判が並んでいると本当に少ししか違わないのでちょっとモヤモヤします(笑)
菊判は152×218mm。
比較的大きなサイズですね。
一部の雑誌よりも大きいです。
単行本はサイズの種類が複数あるので、見栄えを気にして本棚に収納してみるのも面白いです。
四六判とB6判でわずかながらサイズが違うというのは覚えておくと、本の整理などの際に役に立つかもしれません。
ここまでよく見る本として文庫本、新書、単行本の寸法を説明しました。
次はそれ以外の本のサイズを見ていきましょう。
文庫本、新書、単行本以外の本のサイズ
文庫本や新書、単行本以外の本というと、芸術書や学術書、雑誌や絵本などです。
基本的には絵や写真がメインの本はサイズが大きく、逆に文字がメインの本はサイズが小さくなります。
絵などは大きく掲載しないと細部が分かりませんからね。
画集や写真集などはA4判やB4判が多いです。
ノートなどでおなじみのA4判の規格は210×297mm、B4判はそれよりも一回り大きい257×364mmとなっています。
雑誌はA5判、B5判が多く、一般雑誌は148×210mmのB5判、文芸雑誌などは182×257mmのA5判が多いです。
雑誌のサイズによって内容も違ってきます。
比較的文章に比重の置かれている文芸雑誌などのほうがサイズが小さめですね。
問題は絵本で、これは大きさがバラバラです。
A判にもB判にも当てはまらない、独自の規格の本が多く、きれいに整理するためには苦労します。
さて、これで大体の本のサイズの種類は紹介しました。
単行本の一部を除いて、A判、B判での規格が主流です。
次はA判、B判という規格について説明いたしましょう。
A判、B判ってどんなサイズ?
A4判は分かるけどA6とかB4とかってイメージがわかない、という方も多いと思います。
しかしこの説明を見れば何となくイメージしやすくなります。
A判から説明しましょう。
まず、元となるA0判があります。
これは841×1189mmの寸法です。
A1判はA0判の短辺はそのままに、長辺を半分にした数字です。
1189÷2≒594
なのでA1判の寸法は594×841mmとなります。
A2判も同様に、A1判の長辺を半分にして、420×594mmという寸法です。
このように、数字が一つ増えると大きさは半分になっていきます。
A3はA4を二つ並べた大きさ、A5はA4の半分の大きさ、といった具合にA4を基準にイメージすれば何となくわかりやすいのではないでしょうか。
B判の元となるB0判の寸法は1030×1456mm。
A判よりも一回り大きいサイズです。
B判もA判と同じで、B1判はB0判の長辺を半分にした728×1030mm。
そのあとも数字が一つ増えると大きさは半分になります。
B判はA判よりも一回り大きい、と覚えておけば大体イメージできます。
本のサイズってどんな種類があるの?規格や寸法をご紹介します、のまとめ
今回の記事はお役に立っていただけましたでしょうか。
本のサイズは内容によって最適な大きさが違うので、本のサイズに関する知識があれば内容を推測することもできます。
また、同じ内容の小説であっても、手軽に持ち運べる文庫本と大きくて読みやすい単行本など複数のサイズで出版されていることもあります。
外出用に文庫本を、家で読む用に単行本を用意して並行して進めるのが私のお勧めです。
あなたの目的に合った本のサイズを選ぶようにすると、読書の時間が今までよりも有意義なものになりますよ。
今度書店や図書館に行くことがあれば、ぜひ意識してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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